脇に黒ずみができてしまった場合、病院などで人に見せる前に自分でなんとかしたいと思うのは、女性ならば自然な考えです。
ですが、脇は身体の中でもデリケートな部位。誤った自己流ケアをしてしまうと非常に危険なので、最悪の場合、黒ずみとは比較にならないほど大変な状態になってしまいます。
そこで今回の記事では、そんな自己流ケアの失敗例をまとめていきます。
脇の黒ずみの原因は主に2つ
脇の黒ずみの原因となっているのは主に「メラニン色素の沈着」と「毛や老廃物の埋没」です。見分け方は簡単で、黒ずみの部位を見て肌の表面に凹凸がなければ色素沈着、凹凸があれば毛等の埋没が原因です。
これらを踏まえた上でこれから紹介する失敗例を見ていけば、なぜ失敗してしまったのかがよくわかります。
黒ずみを擦り落とそうとした
[出典 : http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/]
黒ずみは一見汚れにも見えるので、アカスリなどのザラザラした布で強く擦ってしまうと間違いなく逆効果になってしまいます。絶対に避けるようにしてください。
色素沈着が原因の場合、肌が乾燥している状態で刺激を与えると肌が自己防衛のために色素を沈着させようとします。ですので、擦ってしまうと逆に色素をより沈着させることになります。
毛や老廃物の埋没が原因の場合も同様で、上から擦ることで毛等がより肌の奥深くに潜り込んでしまい、黒ずみが悪化したと気づいた時には、すでに処置の施しようがなくなります。
必要以上に強い力で無駄毛の処理をしている
[出典 : http://item.rakuten.co.jp/gentsclub/r89/]
脇は毛穴が他の部位に比べて大きく、肌も弱いため、自然と太い毛が生えてきます。ムダ毛処理の際にはカミソリやシェーバーを強く当ててしまいがちですが、黒ずみがあるとよりその傾向は強くなるようです。
こちらも黒ずみを擦り落とそうとした時と同様に、より色素を沈着させてしまったり、毛や老廃物をより肌の奥深くに押し込んでしまう結果につながることもあります。
毛穴パックなどの使用
毛穴パックの使用は、原因がわかっていても陥りやすい失敗です。
そもそも色素沈着が原因の場合は毛穴に刺激を与えるだけで意味がない上に、毛穴が一時的に開いた状態になってしまうため、パック後のケアをしっかりしないと色素沈着と同時に毛穴に老廃物を溜める結果になってしまい、2種類の黒ずみを併発させる最悪の状況になる可能性もあります。
また、毛穴に溜まっている老廃物が原因の場合、一時的に大半の汚れは取れるので、黒ずみが治ったように思うかもしれませんが、パック後のケアをきちんとしないとすぐに再発してしまいます。その上、下手をするとパック時に毛穴が傷ついてしまう可能性もあるので、短期間でより悪化した状態で黒ずみが表れてしまいます。
まとめ
これらの失敗例に共通しているのは、肌に無駄な刺激を与え過ぎているところ。自己流ケアを行う際にも、原因と失敗例を意識すれば、悪化という最悪の事態は防ぐことができます。
ちなみに、脇の黒ずみを自己流でケアする場合には、肌に刺激を与えず、再発を抑えた上で効果が出る薬用美白クリームをオススメします。
薬用美白クリームには「医薬指定品」というものがありますが、こちらは効果が強すぎて肌に逆に悪影響が出ることがあるため、「化粧品に美容成分が含まれたもの」をオススメします。
アットベリーには、プラセンタやグリチルリチン酸といった美容成分が多数含まれていて、これらの効果によって、色素の除去や毛等の埋没が原因の黒ずみを根本的に除去することができます。

最後に
今回の記事では、絶対にやってはいけない黒ずみの自己流ケアについてご紹介してきました。改めてまとめると、以下の3つを行えば、黒ずみは解消します。
- ・黒ずみの原因をしっかりと特定する
- ・ケアの際には極力肌に刺激を与えないように注意する
- ・ケア後には再発予防のために保湿や毛穴の引き締めをきちんと行う
このようになります。