脇の黒ずみへの対策には、美白クリームやレーザー治療、ピーリングなどたくさんの方法があります。ですが、「酵素」が黒ずみに効果的ということは、あまり耳にしたことがないのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、わたくし美容ライターのずーみんが、「酵素」をピックアップしてご紹介します。
酵素とは?
一口に「酵素」と言っても、消化を助けてくれる消化酵素、エネルギーを作り出す代謝酵素、汚れを落としてくれる酵素、みそや納豆に含まれる食物酵素、微生物群の酵素など、3,000以上もの種類があるんです。
その中で、脇の黒ずみに効果的に作用するのが、「汚れを落としてくれる酵素」です。タンパク質や脂肪を分解して古くなった角質を落としてくれます。具体的にはハイドロキシンと呼ばれる酵素が一般的です。
そもそも、黒ずみができる原因はメラニンによる色素沈着です。メラニンは、皮膚の奥に存在するメラノサイトと呼ばれる細胞中で、チロシンという物質から合成されます。
酵素クリーム、注意すべきことは?
ハイドロキシン(ハイドロキノン)は強い成分なので、皮膚が弱い方は薄めて使用するか、含有量の少ない商品の使用をオススメします。
と言うのも、ハイドロキシンは強い刺激を繰り返すことにより、メラニン色素が沈着してしまう特性を持っているからです。
一方で、皮膚科で処方してもらうクリームや薬剤師監修の元で開発された市販クリームの中には、もう少し高濃度のクリームもあります。3%や4%程度のものもありますし、さらには10%も含有されているものまで、種類は豊富です。
でも、5%になると発がん性が確認されたと言う研究結果も報告されているんです。5%以内のものを使用するか、5%以上のクリームを使用したい場合は、お医者さんと相談して処方してもらうと良いでしょう。
どんなクリームがあるの?
「アンプルール」という商品が、ハイドロキノン2.5%で、「ビーグレン」という商品が1.9%で市販されています。最近では、「キノンクリーム」という濃度10%の商品も販売されています。